施工事例（神奈川県藤沢市 / 一戸建て住宅）｜松本剛建築研究室

藤沢の家

お客様のご要望

築16年、26坪の木造住宅のリフォームです。 リフォームの主な目的は2つ。1つは2階のLDKをワンルームにして、外部にデッキを設けて開放感のある空間にする。もう1つは、1階にある使い方が曖昧だった2つ個室を主寝室、子供室としての独立性を高める。それに伴い部屋の中に置かれていた収納家具を無くし、可能な限り造り付けて収納を充実させることでした。

開放的なリビングに

2階はリビング部分だけですが、既存の梁を露出させ屋根勾配なりに天井を高くし、階段との仕切り壁も一部開口を設け、縦、横方向に広がりを持たせました。またサッシを一部掃き出しとし、リビングに連続する屋外デッキを設けました。

兄弟の部屋

仲の良い男兄弟には、勉強しても遊んでも楽しくなるような場を造り付けました。1階床の一部を地盤レベルまで下げて勉強コーナーを設け、上部には寝床としてのロフト空間があります。掘り下げていない床下は全て収納スペースとなっています。

お嬢さんコーナー

末っ子のお嬢さんにも専用のスペースがあります。まだご両親と一緒に就寝しているので、主寝室の一角に、専用の机と作り付けベッドを設けました。将来は主寝室と仕切ることを考慮してドアも別々に設置してあります。

自然素材

元気いっぱいのお子様は冬でも裸足。床は無垢のフローリング、壁は珪藻土、家具の塗装も自然塗料を施し、体が触れるところには自然素材を用いています。