施工事例（東京都渋谷区 / テナントビル）｜松本剛建築研究室

HMO-B

計画概要

1,2階がテナントスペース、3階がオーナーの子供家族用の住居スペースです。住居部分は、フラット部分の面積が限られる為、階高を調整して一部吹き抜け、一部ロフトスペースとして、収納空間とゆとり空間を付加させています。

3つのロフト

ロフトのありかた、使われかたはいろいろあります。 この住まいでは、ロフトスペースを含めて全ての部屋がＬＤＫに接しています。間取りは、平面の半分が天井高3.3mあるＬＤＫ、そして半分が寝室と子供室、浴室などの水廻りとなっています。それら個室の上部を全てロフトスペースとしています。 ここを3つの違うタイプに分けてみました。 １．ＬＤＫから階段で続くオープンなロフト。床座でくつろげるタタミスペースとなっています。 ２．開閉できる子供室のロフト。リビングに面した建具を開ければ空間がつながり、子供の顔が見られるようになっています。 ３．閉じたロフト。もともとは収納スペースとして設けたのですが、照明効果もあってか、奥様いわく「ここは落ち着いてお酒が飲める場に最適！」とか。