施工事例（千葉県習志野市 / 一戸建ての住宅）｜松本剛建築研究室

大久保の家

お客様のご要望

家族6人の住まい。家族団らんスペースはオープンで開放的なイメージでよいが、 子供室に関しては、プライベートを重視しつつも共用スペースがあって、子供同士のコミュニケーションの場を設けることを希望されました。

設計コンセプト

全体構成

敷地は50坪、前面道路が南と東にある角地にあります。 パーキングと植栽を設けたオープンスペースを角地に設け、環境条件のよい場所に家族が集まるヒロマを設け、そこを中心に個室群を配しています。

ヒロマ

家族6人が集まるヒロマは、2階に続く傾斜天井のあるオープンな造りとなっています。アイランドキッチンに面してソファーがあるくつろぎスペースがあり、食事スペースはキッチン脇にコーナーを設け、天井高さを押さえた落ち着いたスペースとなっています。

寝室と予備室

普段は夫婦それぞれのお気に入り机コーナーがあるワンルームの部屋となっています。予備室は時に親戚など親しい人達が宿泊できる部屋として利用出来るよう、建具で仕切れるように設えてあります。

多目的室と子供室

2階多目的室には、巾4.5ｍの大テーブルがあります。子供達がパソコンが使えるスタディスペースとして、また洗濯物をたたんで整理できる家事の延長としての場の二つの機能をもちます。吹抜に面した障子を開放すれば、LDKとつながるオープンな造りとなっています。 ライフステージの変化に対応するため、4つある子供室のうち2室は簡易に1室に変更できるよう、可動収納家具で仕切られています。