施工事例（神奈川県川崎市 / 共同住宅）｜松本剛建築研究室

百合ヶ丘テラスⅡ

お客様のご要望

オーナー家族の住まいと賃貸住宅で、2010年に竣工した百合ヶ丘テラスに続く第2期の計画です。敷地環境は、北側、東側に道路のある角地で、南側隣地は1.1ｍ下がった段状の敷地で、1期と同様、採光、通風、景観など望まれた立地でした。外構も含めて、1期の建物と調和のとれた計画にしてほしいとのご要望でした。

ご提案内容

全体構成

北棟、南棟ともテラスハウス形式で、約25坪の2LDKが2住戸ずつ計4住戸あり、プランは異なる2タイプで計画しました。1階が個室と水廻り、2階がＬＤＫ、上部にロフトを設けました。

オーナー家族の住まい

北棟の西側住居はオーナーのお子様の住居です。ＬＤに連続した上部のロフトはオープンタイプで北側の高窓から柔らかい光が入り、風が通り抜けます。ＬＤのクロスは部分的に色を変えて場を引き締めています。キッチンはセミクローズドで、床は200角の絵柄タイル。（床暖房あり）

賃貸住居

南棟のＬＤＫは対面キッチンのワンルーム空間となっています。屋根勾配なりに天井高のある開放的な場と小屋裏収納を設け天井高さを抑えた場があります。